(当流の拳士からの専修クラスに対する質問に答えます。)
坐道(導引法)・站椿(立禅も含む)・運気法(内気功も含む)・太極整体(套路の型と、擒拿を含む)・点穴(活法・外気功)・内丹術・存思(瞑想と想念)と多様にやります。
坐道も中心というのでは無く、太極拳の根本修養のただ一つです。
武道クラスでやったのは内功ですね。あれも坐道の応用ですね。本来は武道クラスでやりませんが、ちょっとみなさんの健康状態をよりよくするために、少しやっておきました。擒拿や摔角をやっているだけで十分整体や内功になりますから。
少し前にやった、栽法(相手を地面に固定する擒拿)、座りながら、相手を完全に地面に固定する術で相手の体の全てを、自らの中心すなわち丹田においたもの、あれも坐道に通じますね。
太極拳は武当山で内家拳法と言われていたときに、道家の修行にあった坐道の「中」という意を武道に取り入れました。
坐道は太極拳の根本を修練する方法の一つとしてとても優れていますが、ただ源流にある多くの修行法の一つです。
専修クラスでは、その根本を修練するメソッドを全てやります。
武道をやりながらでも、もちろん修得できていきますが、私は、以上の根本を最初に徹底的に修練しました。
武道練習は並行してやりましたが、朝は套路、昼は武道、夜は専修クラスと同じようなことや禅問答のようなやりとりと、一日やっていました。
武道クラスの技術は同時にそれを鍛えながら進めるようにもしていますが、他の人のように套路クラスを併修したり、気功クラスを併修したりするのは、自由です。 今回専修クラスはそういう意味です。理想はですが、套路のクラスにも参加して、武道クラスをやり、専修クラスに参加することです。
ただ、うちの太極拳は套路クラスでも、武道や根本のアプローチ、武道クラスでも套路や根本のアプローチを必ず含んでいます。専修クラスを始めたので、これであとは、太極拳をどう学んでいくかは、みなさんが自由に決めることが出来るようになりました。私も一段落ですね。