型を覚えるには集中すれば一日でも覚えることが出来ます。
自然体としてなじむのは30年やっている先生でも出来ていない人がいます。 最初を間違えているからです。
ところが最初から自然体としてなじむ人がいます。
要は、太極拳の十三勢行功心解の一番最初にもあるように「以心行氣」直訳すると心を持って気を運ぶ、が大切です。
心が自然でないと、自然な動きには一生なりません。
心が自然とはありのままと言うことですが、太極拳では先天の気といいます。… 続きを読む
ごくせんの仲間由紀恵のような拳法って本当に使えるんですか?
YouTubeの動画を見た人から、こんな質問がありました。
あの動きは内家拳のように思います。
内家拳は平常心、副交感神経での動きが最も大切です。
そこから考えると、平常心と、生死を超えても守りたいものがあるときには、使えます。
太極拳は、この様な攻撃にはこの技というものはありません。
そんな難しいことをいちいち考えていては、山ほどその技術を覚えないといけません。又、いざとなるとそんな難しいことは出来ません。… 続きを読む
そのとおりです。
脳幹の周辺にある大脳辺縁系は、本能や感情と深く関係します。やる気などもここです。脳幹が活性すると、脳幹にある純粋意識がこの本能や感情に揺らぎを起こします。ここに生き生きとした純粋な快感が生まれます。
脳幹にあるDNAに薫習された情報、もっと深くにある、人間が存在した後もその前のビックバーンが始まった揺らぎからの情報も、あらゆるキーを解かれ開放されたとき、人間は万物と完全に一体化して生きることが出来ます。… 続きを読む
もちろんなります。
もともと、私は生まれが大阪のミナミの老舗任侠団体(現在は広域暴力団です。祖父及び母は他界しましたので、私はこの組織とは一切関係有りません。)の家庭で、若い頃大阪ミナミのキル・ビル(映画)の様な世界にいました。
子どもの時からプロレス好きな私は、ビルロビンソンやカールゴッチなどの技を巧みに使い、私のおじいさんが総支配人だった大阪歌舞伎座の近くのプロレス道場で大人相手に遊んでいました。子どもの遊びの延長です。… 続きを読む
• ❑ 並歩
• ❑ 開立歩
• ❑ 馬歩
姿勢が前を向いている立ち方である。重心が両方にあるのではない。
• ❑ 弓歩 前実後虚
打ち終わった最終の形であるが、太極拳ではこの形を前体重の残心の運歩として訓練する。後ろ脚は完全に蹴り足になっている。この蹴り足がある形が弓歩であり、馬歩は蹴り足がない。踏み込みを重視。
• ❑ 虚歩 後実前虚弓歩 前実後虚
相手の攻撃を待ち受ける場合の運歩であり、後ろ足に体重をかけ前足にはほとんど体重をかけない。… 続きを読む
その勁を作り出そうとする意識にあふれると気、その勁はとても直である。勁の動作の昇降が無い、すなわち起落しがたいため、動きが止まる。
巧みな勁に走ると、それが芸になる。ただ、そのコツのみを会得しようとすることで、根本を失う。すなわち、その技やコツに固執してしまうことで、剛くなってしまうと、動きが止まってしまう。… 続きを読む
勁は修練するものではなく思い出すものである。
力は生まれてから獲得したものである。
力を勁に・・
拳撃における発勁は内勁を外に発する。
力の身法・・・
力は大きな骨を動かす筋肉により発せられる、その骨に由り動くため、力自体は例えば肩や背の内に陥没しているので、その場所だけに起こる。四肢隅々までには達しない。。その骨と筋肉の持つエネルギーによってのみ支えられるのが力。
勁の身法・・・
勁は筋を動かす小さな筋肉によって発せられる、大きな筋肉はそれを補うことになる。小さな筋肉はバランスを整える。身体における生理と直結している均衡反者の筋肉である。その筋は生理の通路や経絡を通じ四肢隅々までに達することが出来る。この全体における力を連動して自然に起こる理を利用した力が勁である。… 続きを読む