現在行われている太極拳の套路で、型の姿勢、ひどい場合には手の形や足の裏の形などを正しく行うように要求があるとされていますが、実はその套路の型自体は、他の武道と同じく、構えもしくは、残心という、技の始まり部分と終了部分だけなのです。
もちろん構えと残心は大切ですが、その途中にある過渡式が実は技なのです。套路で行う技は基本勢による技が主体ですが、構えて技を練って技を終えて残心、そして連続技で套路が構成されている運用なのです。… 続きを読む
現在行われている太極拳の套路で、型の姿勢、ひどい場合には手の形や足の裏の形などを正しく行うように要求があるとされていますが、実はその套路の型自体は、他の武道と同じく、構えもしくは、残心という、技の始まり部分と終了部分だけなのです。
もちろん構えと残心は大切ですが、その途中にある過渡式が実は技なのです。套路で行う技は基本勢による技が主体ですが、構えて技を練って技を終えて残心、そして連続技で套路が構成されている運用なのです。… 続きを読む
高探馬帯穿掌の穿掌の打ち方は手法でやります。主にに点穴で使いますが、この場合の穿掌の場合は龍の勢の一つ竜頭を使いますので、特別な打ち方が必要です。筒の中に槍が仕込んであって、筒を鞭のようにのように差し出すて、急に止めると中の槍が勢いよく飛び出します。これが高探馬帯穿掌です。
大事なのは、この高探馬帯穿掌の過渡式勢です。高探馬帯穿掌は高探馬からの過渡式に重要な勢があります。これを練習します。高探馬から左足が前に進みながら、急激に止まります。その勢は差し出した穿掌の先から飛び出ます。… 続きを読む
散手 把式(解法)
両者手揮琵琶-甲・右手揮琵琶・乙左手揮琵琶
太極拳生活を続けていると、布団の中に入るとすぐに深い眠りにつき、そして、深い眠りの中でも異変ですぐに目が覚めます。
深い睡眠でも違和感に対し即座に目が覚めるのは、太極拳の副交感神経を使った練習で、深層意識を使った聴勁(相手や環境の気を感じ取ること)が自然に身につくからです。
動物としての本能を思い出すみたいなもので、深いリラックスの中で、気が動く訓練を行います。
このような練習を続けていると、深い眠りの中で、少しの違和感にさっと目が覚める深層的な自信が身につきます。… 続きを読む
金糸纏腕などの手首の擒拿術などを行った時に行う整体です。
擒拿術と合わせて行うと、手首の関節がしなやかで強くなります。
又痛みにも強くなり、経絡や経穴の状況もとても良くなります。
手首が痛い場合は柔らかく行うととても痛みなどが楽になります。
首の部分の擒拿術の練習をしたときに行う整体です。必ず練習後には行います。
首の痛みなどがある人にも、最適な自力整体術です。
強弱とは単に相対するものです。
強弱とは単に相対するものです。
左と右、上と下、女と男などと同じように性質として考えるのが太極拳です。
強いから良い、弱いから悪いのではありません。
強いところはどこか、弱いところはどこかそれを知ります。
何に強いのか、何に弱いのかそれを知ります。
よく観察すると、強いところには弱いものが混在しています。
そして弱いところには強いものが混在しています。
それが太極と呼ばれる混沌とした状態です。… 続きを読む
囚われを見つけ出すのが太極拳の套路です。
囚われという字は人を囲みの中に閉じ込めている字です。
囚人の囚です。
物理的に檻に閉じ込められていいるのではなく、色々な条件に囲まれている状態です。
例えば、功名富貴(こうめいふき)という四本の線を取りはからえることが出来れば、並外れた人間になることが出来、そしてもっとレベルの高い話では、道徳と仁義という四本の線を重視する心を解き放すことが出来れば、聖人の仲間入りが出来ると、あの論語と並んで広く読まれている菜根譚(さいこんたん)の… 続きを読む
太極拳は神気精の一致で発勁となります。
精とは人間が人間として持っているものです。肉体と精神の全てです。
それは、老若男女であっても、持ってる物はなにも変わりません。
精とはその人間の基本的構造、例えば、筋繊維の数や細胞の性質、骨の数やその性質、脳の造りやその性質,その他の生理的性質など全てのことです。
この基本的構造はたとえ赤ん坊であっても、老人であっても、男性であっても女性であっても変わりません。
厳密に言えば、多少の差があったり、病気やけがでの差異はありますが、根本的なところでは … 続きを読む