花粉症の人は、がんになりにくいってホント? : J-CASTニュース

 3年ほど前に東京大学医学部研究チームが、花粉症についての調査結果を発表するなど、最近花粉症を発症する人の癌などのリスクが著しく低いことが、多く発表されています。

 中国の武当山で太極拳の指導者であった王師は、戦後の混乱期に日本にやってきましたが、80才近くになっても風邪すらひいたことが無いのに、しばらくして花粉症になったと言っていました。軽い花粉症でしたので薬も飲まず過ごしていたようですが、シーズンにはいつもマスクをしていました。… 続きを読む

深遠な聴勁・十目

今から30年以上前の太極拳を教わる場所は、山の中がほとんどでした。イノシシにも出くわし、時には、真夜中近くになるまで深い山奥にいて教わることもありました。

聴勁はお互いの体が触れ合う聴勁はあたりまえで、太極拳には十目(じゅうもく)という周辺環境に対する聴勁があります。

例えば近くに動物が現れると、目で見える何らかの動き、耳に聞こえる音はあたりまえながら、空気の変化を皮膚で感じ、空気の味の変化、そして、動物の心の変化によっておこるエネルギーの動き(気)の気配を感じ、そして、においをも感じるようになります。… 続きを読む

太極拳は太極の状態を思い出すメソッド

太極の状態=カオスの縁にある創発の状態=ゾーンに入った状態(スポーツ用語)

今から1万2千年前に確立されていた最高の医学理論「シッダ医学」も、により、この状態を目指し、人々の健康を求めたものでした。現在においては、その理論は、全体は、各部分の算術的総和以上のものである、とする考えである「ホーリズム」という概念に受け継がれています。

武当派の楊式太極拳の根本には、太極理論がありますが、「ホーリズム」は実践論としての太極理論とも言えます。太極拳の養生理論を説いていくと、すべてこの「ホーリズム」と一致し、そこには、「太極の状態」を健康体として目指す養生論があります。武道としての太極拳においても、最小の力で総和の臨界的最適力を発揮することができる「太極方式」となっているのです。… 続きを読む

池の鯉

池の中しか知らない鯉は、池の中が全てであり、池の中を泳ぐようにしか泳げない。
大河を泳いだことがある鯉は、池の中にいても、池の框を楽しみながら、大河の中を泳いでいるように泳ぐ。… 続きを読む

映画 「復讐するは我にあり」を見ました。

いまは亡き緒方拳さんの主演映画。彼が生前に「俳優とは、人に非ずして人を憂うと言うことだ。そういう俳優になりたい」と言っていました。人として、人を憂うと、自分を憂うことになります。そうして行くとその悲しみは「復讐するは我にあり」まで行き着きます。

人に非ずして・・・心理学者マズローなども唱える人を超えた自分というものがあります。
そこから人を見ることができれば、復讐はありません。
太極拳という武道も、人に非ずして、人を観ます。無為自然の世界から、人という素晴らしいものを観るのです。人というものを憂い、喜びます。… 続きを読む

香港 – 太極拳

27年前ほど、日帰りなど週に3回は行ったり来たりしていた香港、ここで太極拳を行う人は、この記事のように、いつも武を話します。(参考)
私も、今は無き九龍城で、裏社会に住む人に太極拳を教えていましたが、住民達は套路よりも武道に興味があり、困ったものでした。套路も大切なので、武道の興味を引きつけてしっかりと痛い目をさせてから、套路を教えましたが、やはりこれはうまくいきません。本来の人間の潜在能力にある気勢をしっかり思い出すには、毎日しっかりと気勢のある套路を行うのが最も大切です。… 続きを読む

太極一家

先日、当関連サイトの、太極拳に関する記事が改ざんされて、悪辣なイラストと動画が掲載される被害を受けました。

今まで、太極拳サイトで使用するメールアカウントを、国際的な公的ブラックリストに掲載されたり、徹底的なスパム攻撃を受けたりしていましたが、今回は、サイト内部まで入って来て改ざんされたのには驚きです。

以前から、だいたい複数の犯人らしきものも推測できており、太極拳サイトで使用するメールアカウントのブラックリスト掲載についてはその情報を提供したところ、やっと、ブラックリストから除かれました。… 続きを読む

王師語録#8

王師語録#8

「太極拳を学ぶことは、ただ天真爛漫で天衣無縫な自分に戻るだけのこと。戻れば、もう太極拳など必要ない。元々備わっている無邪気な勢いを何事にも使えば良い。それだけでいい。」

(王師と話していた事を回想して語録に記録しています。下記にはその回想のきっかけになった事柄などを記載しています。)

「私はなぜか、小学生以下の子ども達に、初対面でもまるで友達のように、いや友達以上に馴れ合われる。王師と電車に乗っているときに、遠足帰りか、なにかわからないが、多くの子ども達が乗り合わせた小学生達の無邪気な姿をまじまじ見ていると、目が合った子ども達数人が私に馴れ合ってきて、膝に上ったり、首に捕まったりし始めたので、長椅子や床にやんわり投げ飛ばしたり、捕まれた腕や首をするりと抜いたりして遊んでいました。子ども達も大喜びで、私もとても楽しい時間を過ごしました。その後電車を降りてから、いつもこうなんですよと言った私に王師が言った言葉です。こんなことは、今でも良くありますが、今日、まだ2才にもならない我が子の朝からの天真爛漫で天衣無縫な姿を見ていたら、この王師の言葉を思い出しました。」

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王師語録#8


 やっかいなのは、
何も知らないことではない。

実際は知らないのに、
知っていると
思い込んでいることだ。

(王師?)

(王師と話していた事を回想して語録に記録しています。下記にはその回想のきっかけになった事柄などを記載しています。)

最近ディズニーの映画、『トム・ソーヤーの冒険』が面白いというので、その解説を読んでいると、著者のマーク・トウェインの有名な名言というものに巡り合いました。
 この名言を見て、私が、横浜で行われていた太極拳のイベントを、王師と一緒に見に行ったとき、そこに招聘されていた有名だと言われる太極拳の老師の演武や、通訳入りの解説などを見ていて、私に言った言葉を思い出しました。この言葉は王師の言葉と思っていましたが、あれ、同じことを言う人がいるのか、王師がこの言葉を知っていたのか定かではありませんが・・・

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<太極拳>喜寿過ぎて講師デビュー | 河北新報オンラインニュース

<太極拳>喜寿過ぎて講師デビュー 自宅で太極拳をする浅野さん 拡大写真 宮城県名取市の主婦浅野美津子さん(78)が、同市市民活動支援センターで初心者向け太極拳講座を始めた。喜寿を過ぎての「先生」デビュー。自身も太極拳を続けて血圧が大幅に下がったことから、「家に閉じこもらず、受講しに来て」と同世代に呼び掛けている。 浅野さんは市民団体「太極拳で介護を予防する会 はなもも」を設立し、7月16日に講座をスタートさせた。毎週土曜、60~80代の4人に太極拳を教える。

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